妊娠中に旦那さんに「転職したい」って言われたら不安になりますよね。
妊娠中だと産休や専業主婦だったり妻が働けない状態が多いですから。
転職に対する不安の一番の原因は「失敗したらどうしよう」って悩みではないでしょうか?
失敗を想像してしまうから不安になるんです。
確実に年収が上がって、残業も少なく、ライフワークバランスの取れる会社に転職ができるなら不安にもならないし反対しませんよね?
じゃ、妊娠中に旦那さんが転職したいと言い出したら妻はどうすれば良いのでしょう?
- 転職が本当に必要なのか、どういう会社に転職したいのか話し合う
- 転職したら年収がいくらぐらいになるのかどんな会社に転職できるのか調べて見る
転職が本当に必要なのか、どういう会社に転職したいのか話し合う
まずは、旦那さんがなぜ転職をしたいのか話を聞いてみてください。
ちなみに一般的な転職理由の本音はこんな感じです。
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)
引用元:退職理由の本音ランキング
あなたの旦那さんの転職したい理由もこの中にあるのではないでしょうか?
「なんで妊娠中のタイミングで転職なんて言い出すの!」って思いますよね。
多分、旦那さんは子供が出来た責任感から転職を考えているのではないでしょうか?
もちろん、前から転職を考えていてたまたま妻の妊娠中にかぶってしまっただけの人もいるかもしれませんが。
特に給与が低かったり、動労時間が長いなどの場合、子供をちゃんと養っていけるのか、子供と触れ合う時間が少なくなってしまうんじゃないかと不安を感じている可能性が高いです。
特に妻が妊娠して産休や退職など働けない状態を目の当たりにしたことで、大黒柱として頑張らないといけないプレッシャーを強く感じ転職を考えるケースも多いと思います。
人間関係や仕事内容が合わないなども、このままだと長く続けられない、子供が成人するまで、定年まで長く務められる安定した会社に転職したいと考えているのかもしれません。
なので、妊娠中に転職と言われるとすごく不安ですが、旦那さんの意見を一瞥せず、なぜ転職したいのか、どんな会社に転職したいのか、今のタイミングじゃないとダメなのかしっかり話し合ってみてください。
話し合えば、転職自体は辞めてくれないかもしれませんが、転職のタイミングは変えてくれるかもしれません。
転職のタイミングを変えて欲しい場合は、あいまいに
「今は転職を辞めて欲しい」よりも
「私が育休を終えて仕事復帰したら」とか
「幼稚園に入園して働けるようになったら」とか
「1歳になって保育園に入れたら」など
具体的な時期を提案した方が転職のタイミングを変更してもらえる確率が高いと思います。
ただ、「年収が下がっても自分のやりがいのある仕事がしたいから転職したい」なんて、妻の事も子供の事も全く考えてない自己中心的な転職理由なら反対しても良いと思います。
むしろ妊娠中にそんな事を言い出す旦那さんなら離婚したくなっちゃいますよね。
私の場合もしも自己中心的な転職理由を言われたら、いつか離婚できるようにスキルアップのために妊娠中でも可能なオンラインスクールに通ったり、在宅で稼げる仕事を始めると思います。
どんな環境の会社へ転職したいのか夫婦で話し合って条件を明確にする事も大事です。
例えば、
- 残業が少なく早く帰宅できて育児に関われる環境
- 今と同じ技術や知識を生かせる仕事
- 自宅でリモートで仕事をする事が可能
- 土日祝日が休み
- 妻の出産の時に特別休暇が取れる
- 転勤が無い
など
転職活動をするなら、条件に合う企業や転職後の生活をイメージする事で理想の会社を見つけることができます。
転職したら年収がいくらぐらいになるのか調べて見る
妊娠中でこれから子供が生まれる中、転職して年収が下がるのが一番不安じゃないですか?
私の旦那が転職した時は子供が0歳でしたが、妊娠に伴い仕事を辞めて専業主婦だったので「転職前よりもさらに給与や年収が下がったら生活していけないしどうしよう」とすごく不安でした。
転職したら年収が上がるのか下がるのか、大体いくらぐらいになるのか旦那さんの転職市場での価値を確認できれば少し不安も解消されるんじゃないでしょうか?
もし、市場価値を調べて年収が下がるようであれば、このデータを見せて説得すれば転職を思いとどまってくれるかもしれません。
逆に高くなりそうなら、妻も安心して旦那さんの転職活動を応援出来るかもしれません。
市場価値診断アプリは登録すると企業からオファーも届くので、条件にあう良いオファーが届いたら転職してみるって気軽な感じで転職活動してみるのも良いと思います。
転職活動で実際に企業へ応募する場合は必ず
調べないで転職するとイメージと違ったり、詐欺求人だったり、人間関係が悪いなど失敗したと感じる確率が高くなります。
転職で失敗した人は、入社前に企業についての調査が甘い、もしくはしていない事が多いんです。
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妊娠中に旦那が転職するのはタイミング的にどうなのか
なんで妊娠中に転職?なんて思うかもしれません。
でも、妻の妊娠出産を期に転職する旦那さんって意外と多いんです。
妊娠出産をきっかけに旦那さんが転職する場合の理由の多くは、家族の為の転職です。
世帯主として子供や妻など家族を養っていくために、収入を上げたり、残業を少なくして家族と触れ合える時間を増やしたいなど家族の為に転職したいと考えています。
この理由、実は転職の際に話してもマイナスになりません。
むしろ家族を養わなければいけない既婚者男性は身軽な独身男性に比べ、簡単に会社を辞めない責任感の強い人という印象を受けるので企業側は良い転職理由として捉えてくれる事が多いんです。
なので、妻の妊娠出産をきっかけの転職は、家族を転職理由に出来るのでタイミング的には悪くないと思います。
ただ、妻が里帰りしない場合は、転職先で新しい環境で旦那さんのストレスも溜まる中、出産が重なるとお互いに余裕が無く喧嘩の原因にもなってしまいます。
自分の家庭の状況やお互いのキャパを考えたタイミングで転職した方が安心です。
あと、妻が妊娠中に別の会社に転職してしまうと入社したばかりで有給休暇も無く、パパママ教室や出産時の立ち合いなどが出来なくなる可能性が高いです。
なので転職後は休めない状況になる事を覚悟したほうがいいでしょう。
でも今の会社が有給休暇を使えない、休日出勤や残業が多くて家族との時間が少ない場合は、残業の少ない、休みの取りやすいラフワークバランスの取れた会社へ早めに転職した方が今後の事を考えると妻にとっても良いかもしれません。
出産時には特別休暇がもらえる会社も多いので、転職するなら面接の際に旦那さんに確認するようにお願いしましょう。
妻の妊娠や出産の事を面接で話してもデメリットになる事は少ないので。
妻が妊娠中に転職するメリット
- 妻の妊娠出産が理由の転職はプラスのイメージを持たれる事が多い。
- ライフワークバランスの取れた職場に転職する事で育児に関わる時間が増える
- 収入が上がれば安心して子育てができる
うちは子供が0歳の時に旦那が転職しましたが、転職後は入社したばかりで有給は取れないけど、早く帰ってきて育児を手伝ってもらえるし、今まで休日も出勤する事が多かったのが無くなり、土日祝日は家族でゆっくり過ごせるようになったのでとても良かったです。
妻が妊娠中に転職するデメリット
- 転職後は妊婦検診やパパママ教室に付き添いが出来ない可能性が高い
- 転職と出産が重なると余裕が無く妻のサポートがあまりできない
- 自宅から離れた会社に転職してしまった場合、引っ越しが必要
引っ越しが必要な会社には妻が妊娠中のタイミングでの転職はおすすめしません。
出産する病院も変えなければいけませので。
遠方の会社への転職も視野に入れるなら早くても子供が産まれて数か月経って落ち着いてからの転職が安心です。
まとめ
なぜ転職したいのか、どんな条件の会社へ転職したいのか話し合う。
転職市場での旦那さんの価値を調べ、転職後の年収を把握して転職するのかしないのか決めてみる。
妊娠出産のタイミングでの旦那さんの転職はすごく不安だけど、転職理由のタイミング的には悪くない。
とりあえず、夫婦でしっかりと話し合うのが一番大事ですね。
もし旦那さんが転職活動をすると決めたら、妻のサポートも重要になります。
なので旦那さんの転職を成功させたいなら旦那の転職が決まらない!原因は妻のサポート不足かもも参考にしてみてください。